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重賞勝ちの記録

2024年05月05日

ジャンタルマンタルがNHKマイルカップ(G1)を制覇!世代最強のマイル王へ!

クラブ所属馬 ジャンタルマンタル(牡3歳 父Palace Malice 母インディアマントゥアナ 母の父Wilburn 栗東・高野友和厩舎)が、5月5日東京競馬場で行われたNHKマイルカップ(G1・芝1600m)では、最後の直線で見事に抜け出し、後続に2馬身半差をつける快勝で、昨年の朝日杯(G1)に続き2つめのマイルG1制覇を飾りました。レースでは絶好のスタートを決めると、スピードに乗って先行グループに取り付き、スムーズに折り合いながらリズムよく追走していきました。勝負どころはジッと動かずに、直線に入ってからもなお内の有力馬の動向を見極めつつ、残り400m付近を通過してから満を持して追い出していきました。鞍上の合図に鋭く反応すると、坂の登りではグングンと加速して一気に先頭に躍り出ました。最後まで後続に影を踏ませることなくそのまま先頭でゴール、前走皐月賞(G1)の惜敗を得意のマイル戦で雪辱を果たしました。最優秀2歳牡馬の称号にふさわしく、マイル戦では世代最強を証明する結果となりました。ここまで距離延長や厳しいレースを経験したことで、もうひと回り精神的な成長を見せた1戦ともいえ、今後のますますの活躍に期待が膨らみます。これからも皆さまからの温かいご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。

2024年04月06日

マスクトディーヴァが阪神牝馬S(G2)で、2つめの重賞タイトル奪取!

クラブ所属馬 マスクトディーヴァ(牝4歳 父ルーラーシップ 母マスクオフ 母の父ディープインパクト 栗東・辻野泰之厩舎)が、4月6日に阪神競馬場でおこなわれた阪神牝馬S(G2・芝1600m)で、重賞2勝めを挙げました。レースではスタートをきっちり決めて流れに乗り、枠を活かした最内4~5番手から追走する形でした。道中はインコースで折り合いながらロスなく立ち回り、十分に脚をためて勝負の直線を迎えました。その後は馬の間をぬって馬場の真ん中まで持ち出されると、モレイラ騎手が手綱を落とすアクシデントがありながらも、エンジンがかかり瞬く間に先頭に躍り出ました。その後はノーステッキでグングンと伸びていき、2着馬の猛追を半馬身凌いで1着でゴール板を駆け抜けました。昨年のローズSで重賞初制覇後は、続くG1の秋華賞で上がり3F最速の脚を繰り出したものの、リバティアイランドに及ばず2着。年明けの復帰初戦となった東京新聞杯は、スタートでのアクシデントなども影響して6着。ここ2走のうっぷんがたまっていただけに、それらを払しょくするような快勝でした。この後は優先出走権が与えられた、5月12日(日)東京・ヴィクトリアマイル(G1・芝1600m)で悲願のG1制覇を目指します。引き続き、皆さまからの温かいご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。

2024年03月10日

プログノーシスが圧倒的なパフォーマンスで、金鯱賞(G2)を2連覇!

クラブ所属馬 プログノーシス(牡6歳 父ディープインパクト 母ヴェルダ 母の父 Observatory 栗東・中内田充正厩舎)が、3月10日中京競馬場で行われた金鯱賞(G2・芝2000m)で、後続に5馬身差をつける圧勝劇を演じ、昨年に続く2連覇を見事に達成しました。
ややゲートで落ち着きのないところも見られましたが、うまくスタートを合わせると、無理せず控えて後方からの追走になりました。道中は折り合いをつけてジッと脚をためていくと、向こう正面で内にスペースを見付けて上手くポジションを移すと、勝負どころは手応え十分にロスなく内を回っていきました。直線に入って内に進路を決めると、スッとギアが上がって坂の登り口であっというまに先頭に躍り出ました。その後は、後続との差が広がる一方で、外から差してきた1番人気ドゥレッツァ号に影を踏ませることなく、完勝の内容で先頭でゴール、昨年のタイムを2秒以上上回る、1分57秒6の好タイムで今年の初陣を3つ目の重賞勝ちで飾っています。 昨年惜しくも達成できなかったG1タイトル奪取へ向けて、まずは昨年同様のローテーションで海外G1制覇を目指します。これからも、皆さまからのあと押しとなる大きなご声援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申しあげます。

2024年02月17日

ソーダズリングが京都牝馬S(G3)で待望の重賞初制覇!

クラブ所属馬 ソーダズリング(牝4歳 父ハーツクライ 母ソーマジック 母の父シンボリクリスエス 栗東・音無秀孝厩舎)が、2月17日に京都競馬場で行われた京都牝馬ステークス(G3・芝1400m・牝馬限定)で重賞初制覇を飾りました。レースでは、五分のスタートから鞍上がしっかり折り合いをつけて、道中は中団馬群のなか9番手あたりで流れに乗りました。勝負どころでは手応えを残しながら、徐々に外にポジションを移すと、直線入り口で外の馬と接触するヒヤッとする場面もありましたが、冷静に立て直して追い出していきました。鞍上のゴーサインに反応が良すぎるくらいの鋭い伸びを見せると、直線なかばであっという間に先頭に躍り出ました。ゴール前では重賞4勝馬の追撃にあいましたが、ここも最後まで抜かさない勝負根性を見せて、見事クビ差凌いで先頭でゴール。昨年4月のフローラステークス(G2・芝2000m)2着からさまざまなレース条件を経て、初めての芝1400m戦で待望の重賞タイトルを獲得しています。勝ち時計は1分20秒3でした。まだ適性を手探りな本馬には、今後の活躍も未知数でいろいろな期待が膨らみます。引き続き、皆さまからの温かいご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。

2024年01月07日

イフェイオンがフェアリーS(G3)で重賞初制覇!

クラブ所属馬 イフェイオン(牝3歳 父エピファネイア 母イチオクノホシ 母の父ゼンノロブロイ 栗東・杉山佳明厩舎)が、1月7日に中山競馬場で行われたフェアリーS(G3・芝1600m)で、重賞初出走・初制覇を成し遂げました。レースでは好スタートから行きっぷりよく先行し、道中は好位4,5番手の外で流れに乗りました。勝負どころを手応え十分に回り、先頭を射程圏に入れて直線を迎えると、そこから鞍上のゴーサインに応えて鋭く伸びていき、ラスト200m付近で先頭に躍り出ました。最後は後続の追撃もありましたが、クビ差凌いで1着でゴール。未勝利戦からの連勝で、うれしい初タイトルを獲得しています。勝ち時計は1分34秒0でした。まだ成長途上で心身ともに伸びしろを残す本馬には、今後の牝馬クラシック戦線をはじめとした大舞台へ向け、ますます期待が高まります。引き続き、皆さまからの盛大なご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

2023年12月17日

ジャンタルマンタルが朝日杯FS(G1)でデビューから無敗の3連勝でG1制覇!

クラブ所属馬 ジャンタルマンタル(牡2歳 父Palace Malice 母インディアマントゥアナ 母の父Wilburn 栗東・高野友和厩舎)が、12月17日阪神競馬場で行われた朝日杯フューチュリティS(G1・芝1600m)で前走の重賞制覇の勢いそのままに、見事デビューから無傷の3連勝でG1制覇を成し遂げました。レースでは抜群のスタートを決めると、序盤は中団馬群で折り合いに専念しながら追走していきました。その後はだいぶ落ち着きを取り戻した様子で、3~4コーナーでは開いた内めからスルスルと進出して直線を迎えました。早めに先頭へと躍り出ると馬場状態のいい中央へと導かれ、そのまま2着馬を1馬身1/4差封じ勝利を手中にしています。本馬は10月の新馬戦でデビュー勝ちを挙げると、続くデイリー杯2歳Sでも危なげない勝ち方で2連勝するとともに、初重賞制覇。ここまでのレース内容からG1の大舞台でも1番人気に推され、堂々とその期待に応える勝利でした。これで一躍世代を引っ張る存在となり、今後の成長も十分に期待できる素材なだけに、来年の大きな舞台での活躍が楽しみでなりません。引き続き、皆さまからの温かいご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。

2023年11月22日

イーグルノワールが兵庫ジュニアグランプリ(JpnII)を3連勝で重賞制覇!

クラブ所属馬 イーグルノワール(牡2歳、父ブリックスアンドモルタル、母アルティマブラッド、母の父シンボリクリスエス、栗東・音無秀孝厩舎)が、11月22日に園田競馬場で行われた地方交流重賞・兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅡ・ダート1400m)に未勝利戦から3連勝で見事優勝して、重賞初制覇を飾りました。レースでは、スムーズにスタートを切ると好位グループ3番手で流れに乗りました。しかし、3コーナー手前では早めに外から動いてきた馬に合わせて勝負どころから前に並んでいくと、直線は2頭の叩き合いになりました。ゴールまで激しい接戦になりましたが、最後は見事ハナ差制して1番人気に応え重賞制覇を成し遂げました。勝ち時計は1:29.4でした。デビュー戦こそ芝レースでしたが、ダートに矛先を変えると、怒涛の3連勝でタイトルを手にしており、次は12月13日川崎・全日本2歳優駿(JpnⅠ・ダート1600m)で2歳のダートチャンピオンを目指します。これからも皆さまからの温かいご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。

2023年11月11日

ジャンタルマンタルがデイリー杯2歳S(G2)でデビュー戦から無傷の2連勝を飾り、重賞初制覇!

クラブ所属馬 ジャンタルマンタル(牡2歳 父Palace Malice 母インディアマントゥアナ 母の父Wilburn 栗東・高野友和厩舎)が、11月11日京都競馬場で行われたデイリー杯2歳S(G2・芝1600m)でデビューから無傷の2連勝を挙げ、見事に重賞初制覇を飾りました。レースでは、五分のスタートから馬なりで先団好位4番手のインにつけ、虎視眈々脚をためていきました。道中やや行きたがる面を見せつつも鮫島騎手が懸命になだめて、絶好の手応えで4コーナーに入り直線を迎えました。その後は逃げ馬が粘り込みをはかるなか、内ラチ沿いからあっさり交わすともう一段ギアを上げて楽々振り切り、後続を突き離してゴール。デビューから無敗の2連勝で嬉しい重賞初勝利を挙げています。勝ち時計は1:34:5、2着馬とは2馬身差の完勝でした。本馬は10月の新馬戦で後続に2馬身半差をつける圧勝でデビュー勝ちを果たし、その勢いのまま今回の重賞へとチャレンジしました。前走に続く好内容で重賞を制したことで、今後の更なる高みへ向け、視界は良好です。そして本馬はワールドワイドな血統背景を持ち、父のPalace Maliceは3歳6月に米国クラシック・ベルモントS(G1)を制し、翌年にもG1勝ちを挙げました。また、母のインディアマントゥアナは4歳時に重賞を制するなど、本馬にも非凡な成長力にも期待ができるでしょう。引き続き、皆さまからの温かいご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。

2023年11月05日

ゼッフィーロがアルゼンチン共和国杯(G2)を快勝!待望の重賞制覇!

クラブ所属馬 ゼッフィーロ(牡4歳 父ディープインパクト 母ワイルドウインド 母の父Danehill Dancer 栗東・池江泰寿厩舎)が、11月5日東京競馬場で行われたアルゼンチン共和国杯(G2・芝2500m・ハンデ)で見事に直線馬群から抜け出して、待望の重賞制覇を飾りました。レースでは、スタートを決めると道中は中団馬群の最内に入れて、コースロスなくこの馬のリズムをとりながら脚をためていきました。手応えを残して直線に向きましたが、一瞬前が壁になって追い出すタイミングが遅れました。しかし、その直後、馬の間にスペースを見つけると、名手のゴーサインに瞬時に反応して素晴らしい末脚を繰り出し、ゴール前では一気に先頭に躍り出て、最後は2着に1馬身差をつける快勝で、初タイトルを獲得しました。勝ち時計は、2:29.9でした。本馬は3歳の2月にデビュー勝ちを挙げた遅咲きで、クラシックこそ間に合わなかったものの、条件戦を地道に勝ち上がり、オープンクラス昇級後も春のメトロポリタンS(L)3着、目黒記念(G2)4着、前走オールカマー(G2)3着と堅実な活躍を辿りながら力を付けて、ここも1番人気に推されていました。見事に人気に応える完勝で、亡き名種牡馬の産駒として、さらなるステージに期待が膨らみます。今後のますますの活躍を見据えて、引き続き皆さまからの温かいご声援のほどをよろしくお願いいたします。

2023年09月17日

マスクトディーヴァがローズS(G2)で日本レコードを塗り替え、重賞初制覇!

クラブ所属馬 マスクトディーヴァ(牝3歳 父ルーラーシップ 母マスクオフ 母の父ディープインパクト 栗東・辻野泰之厩舎)が、9月17日に阪神競馬場でおこなわれた秋華賞トライアル・ローズS(G2・芝1800m)で、見事に重賞初制覇を飾りました。レースでは揃った飛び出しから前半はためていく形で、中団馬群の外からの追走になりました。前半の1000mは57.2秒とハイラップで展開しましたが、余裕十分の手応えで3~4コーナーを進出、直線では馬場の真ん中から残り300m付近で豪快に抜け出し、最後は強襲してきた2着馬を1馬身半差封じて、デビュー4戦めの重賞初挑戦で初制覇を成し遂げています。また、勝ち時計の1分43秒0は、従来のコースレコードを0.9秒更新、さらに1800mの日本レコードを0.8秒更新するなど数々の記録を塗り替えるものでした。この勝利で、10月15日京都競馬場でおこなわれる秋華賞(G1・芝2000m)への優先出走権も獲得しました。まだ心身ともに成長の余地を残し、キャリアの浅いなかで圧巻のパフォーマンスを披露した本馬には、今後の飛躍がますます期待できそうです。この後の大一番でも引き続き、皆さまからの盛大なご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

2023年08月20日

プログノーシスが強豪揃いの札幌記念(G2)を制して、重賞2勝目のタイトル!

クラブ所属馬 プログノーシス(牡5歳 父ディープインパクト 母ヴェルダ 母の父 Observatory 栗東・中内田充正厩舎)が、8月20日に札幌競馬場で行われた札幌記念(G2・芝2000m)で、2着に4馬身差をつける完勝劇で、重賞2勝目のタイトルを奪取しました。
レースでは、課題のゲートをうまく出ましたが、前半は無理せず後方からの追走になりました。1コーナーで内に入ってコーナーリングで上手く馬群に潜り込むと、向こう正面では荒れた馬場を嫌うライバルたちを尻目に、空いた内ラチ沿いからジワジワと加速してポジションを上げていきました。勝負どころでは先行勢のすぐ後ろに取り付き、4コーナーでは手応え抜群で前の馬を捉えていきました。直線では先に内から抜け出した2着馬を早々に交わすと、ゴールまで後続との差を広げる一方の圧勝の内容で、今春の金鯱賞(G2)に続き、豪華メンバーが揃った夏のビックタイトルを手にしました。勝ちタイムは、やや重馬場の条件下で2:01.5でした。 今年の春は、香港クイーンエリザベス2世C(G1)で海外に初挑戦して2着に惜敗していたものの、本馬の実力は誰もが認めるところとなりました。そして待望のG1制覇を目標に、秋へのステップとして臨んだレースにおける堂々たる勝ちっぷりは、本格化してきた勇姿を披露する場となりました。ようやく高いポテンシャルを発揮できるまでに成長を遂げてきた本馬ですので、今後の活躍には夢と期待が膨らむばかりです。これからも皆さまからの温かいご声援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申しあげます。

2023年05月28日

ヒートオンビートが目黒記念(G2)を快勝!待望の重賞制覇!

クラブ所属馬 ヒートオンビート(牡6歳 父キングカメハメハ 母マルセリーナ 母の父ディープインパクト 栗東・友道康夫厩舎)が、5月28日に東京競馬場で行われた目黒記念(G2・芝2500m・ハンデ)で見事に接戦を制して、待望の重賞制覇を飾りました。レースでは、前半は中団馬群の最内に入れて、この馬のリズムを重視しながら脚をためていきました。手応え十分で直線に向くと、馬場の真ん中に持ち出し先行勢の動きを見ながら追い出すタイミングを計りました。坂の登りで前の馬の脚色が鈍ると一気に名手の手が動いてギアを上げ、グングン加速してゴール前で逃げ馬をきっちり捕らえ、最後はアタマ差前に出てゴールを駆け抜けました。勝ち時計は、2:30.8でした。本馬は3歳の5月に初勝利を挙げたように遅咲きで、オープン入りしたのも4歳になってからでした。それでも昇級後は、一昨年の目黒記念(G2)でも重賞初挑戦で2着に入り、昨年の天皇賞・春(G1)でも4着など、勝利を挙げることはできないものの常に重賞クラスで掲示板に載る安定した活躍を続けていました。今年始動戦となった日経賞(G2)では不得手な道悪もあって6着と掲示板を外しましたが、良馬場の2戦目でしっかり変わり身を見せて、ついに待ちに待った重賞タイトルを手にすることができました。6歳とはいえ、まだ晩成で進化途上の本馬ですので、ここからさらにG1タイトルを目指して進んでいきます。今後のさらなる活躍を期待して、引き続き皆さまからの温かいご声援のほどよろしくお願いいたします。

2023年04月22日

ステラリアが怪我を克服して、福島牝馬S(G3)で待望の重賞初制覇!

クラブ所属馬 ステラリア(牝5歳 父キズナ 母ポリネイター 母の父Motivator 栗東・斉藤崇史厩舎)が、4月22日に福島競馬場で行われた福島牝馬ステークス(G3・芝1800m・牝馬限定)で接戦を制して優勝しました。レースでは、前半一気にペースが落ちたところでやや力む場面もありましたが、調教で跨っている団野騎手がなんとか宥めて中団で脚をためていきました。道中は徐々に外へポジションを移動して、勝負どころから動いていきました。4コーナーでは外の馬と凌ぎを削りながら、直線馬場の真ん中に出して前を追うと、しっかりとした足取りで一完歩ごとに差を詰めていきました。ゴール前では3頭の大接戦になりましたが、2着馬をハナ差制して、うれしい待望の重賞制覇を成し遂げました。勝ち時計は1:47.9、約11ヵ月半ぶりの復帰戦を見事勝利で飾りました。本馬は、3歳春には忘れな草賞(L・芝2000m)に勝利して、秋にはレイパパレなど古馬強豪勢相手に、エリザベス女王杯(G1・芝2200m)で2着に入るなど好素質馬でした。期待も大きく、昨年6月の脚元の怪我から、きょうの復帰の日まで牧場で長いあいだ我慢を重ねてきての勝利だけに、出資会員様のみならず全ての関係者の喜びはひとしおでした。待望の重賞タイトルを手にしただけに、この先はさらなる大舞台で、再び輝いてほしいと願っています。引き続き皆さまからの温かいご声援のほどを、どうぞよろしくお願いいたします。

2023年04月16日

ソールオリエンスが3連勝で、クラシック・皐月賞(G1)を制覇!

クラブ所属馬 ソールオリエンス(牡3歳、父キタサンブラック 母スキア 母の父Motivator 美浦・手塚貴久厩舎)が、4月16日(日)に中山競馬場でおこなわれた、皐月賞(G1・芝2000m)で見事な勝利を挙げて、クラシック1冠目を制しました。レースでは、ゲートを出た時点で周りの馬が速いことを察すると、すぐに馬場の良い外めに持ち出して、後方グループで脚をためていきました。先行勢が速いペースで引っ張る展開になりましたが、道中はジッと自分のリズムを重要視して動きませんでした。3コーナー過ぎの勝負どころでも動かずに、課題となっている4コーナーを気を付けながら、最小限のロスで回って直線に向くと、一気に反応してギアが上がっていきました。鞍上が追うごとに一頭だけ異次元の加速を披露しながら前へ進出すると、ゴール前では並ぶ間もなく先頭に躍り出て、最後は2着馬に1馬身1/4差をつける完勝の内容でクラッシク制覇を成し遂げました。新馬デビュー勝ち、京成杯(G3)勝利に続く、わずかキャリア3戦全勝での皐月賞制覇は史上はじめての快挙となり、本馬の高い能力で魅了したゴールシーンになりました。 進化を続けているとはいえ、まだ緩さを残すように成長段階にある本馬ですので、1戦ごとの伸びしろに期待は膨らむばかりです。このあとは、一旦リフレッシュ放牧を挟んで、5月28日(日)東京優駿(G1)を目指しクラシック2冠に挑みます。ここでも皆様からの盛大な温かいご声援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申しあげます。

2023年03月12日

プログノーシスが金鯱賞(G2)で1番人気に応えて快勝、待望の重賞制覇!

クラブ所属馬 プログノーシス(牡5歳 父ディープインパクト 母ヴェルダ 母の父 Observatory 栗東・中内田充正厩舎)が、3月12日に中京競馬場で行われた金鯱賞(G2・芝2000m)では、1番人気に応えるかたちで待望の重賞制覇を飾りました。
苦手とするゲートはほぼ五分に出ることができましたが、いつもどおり無理せず後方からの追走になりました。道中は後方3番手で折り合いをつけて、ジッと脚をためてその時を待ちました。手応え十分で勝負どころ外からジワジワ前との差を詰めていくと、直線は外に持ち出して追撃態勢に入りました。鞍上の合図が一発入ると鋭く反応してギアが入り、残り200m付近では早々と前を捉える位置まで上がっていきました。坂の登りでは逃げ粘るフェーングロッケンをしっかり捕まえると、最後は3/4馬身差をつける快勝で、重賞挑戦3戦目にしてG2のタイトルを手にしました。勝ちタイムは1:59.8でした。3歳春の毎日杯(G3)では、その後ダービー(G1)を制し、ドバイ・シーマクラシック(G1)にも勝利した、シャフリヤール(牡5)に僅差3着に迫り、その後も3連勝でオープン入りした素質馬でしたが、一生懸命走ることから1戦ごとの反動が大きいこともあって、重賞制覇には少し時間を要しました。しかし、5歳ながらキャリア8戦というまだまだ進化途上の段階ですので、ここからの伸びしろも大きく、さらなる大舞台での活躍の期待が膨らむばかりです。これからもなお、皆さまからの温かいご声援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申しあげます。

2023年03月12日

シングザットソングがフィリーズレビュー(G2)で重賞初制覇!桜花賞へ名乗りを上げる!

クラブ所属馬 シングザットソング(牝3歳 父ドゥラメンテ 母ザガールインザットソング 母の父My Golden Song 栗東・高野友和厩舎)が、3月12日に阪神競馬場で行われた桜花賞トライアル・フィリーズレビュー(G2・芝1400m)で、見事に重賞初制覇を飾りました。レースでは抜群のスタートを決めると、すんなり先団の5~6番手で流れへ乗っていきました。手応え良く勝負どころを通過し、直線を迎えました。残り200m付近で先頭へ躍り出ると、最後は2着馬をクビ差抑えて2勝めを挙げるとともに、嬉しい重賞初制覇を果たしています。勝ち時計は1分20秒7でした。また、4月9日に同じ阪神競馬場で争われる桜花賞(G1・芝1600m)への優先出走権も獲得しました。心身ともに良化の余地を残す本馬には、今後の飛躍がますます期待できそうです。この後の大一番でも引き続き、皆さまからの盛大なご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

2023年02月26日

シルヴァーソニックがレッドシーターフハンデC(G3)で海外重賞制覇!

クラブ所属馬 シルヴァーソニック(牡7歳 父オルフェーヴル 母エアトゥーレ 母の父トニービン 栗東・池江泰寿厩舎)が、現地時間2月25日(土)サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたレッドシーターフハンデキャップ(G3・芝3000m)で、見事に海外重賞制覇を飾りました。同レースは、昨年 ステイフーリッシュが制しており、クラブ所属馬による連覇の偉業となりました。レースでは、好スタートを切ると前走同様に最内の狭いスペースのなかジッと我慢して脚をためていきました。手応え抜群で4コーナーを回ってくると、直線に入ったところで逃げ馬を馬なりで交わしていきました。残り300m付近で追い出すとグンと反応して一気に先頭に踊り出ました。残り100m付近では外から追い込んでくる馬がありましたが、二枚腰で伸びて突き放すと、最後は後続に2馬身半差をつける完勝の内容で、昨年12月のステイヤーズS(G2)から重賞を連勝、通算6勝目を挙げました。勝ち時計は3:06.426でした。 管理する池江調教師は、本馬の父オルフェーヴル以来の海外重賞制覇となり、また祖父ステイゴールドから父子3代に渡って海外重賞制覇を成し遂げました。また祖母スキーパラダイスもムーランドロンシャン賞(仏G1)や京王杯SC(G2)制覇、BCマイル(米G1)2着など世界をまたにかけて活躍を続けた血統背景からも、7歳馬ながら本馬のますますの飛躍を期待しています。引き続き皆さまからの温かいご声援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

2023年01月15日

ソールオリエンスが2戦2勝で京成杯(G3)を快勝!いざクラシックへ!

クラブ所属馬 ソールオリエンス(牡3歳、父キタサンブラック 母スキア 母の父Motivator 美浦・手塚貴久厩舎)が、1月15日(日)に中山競馬場でおこなわれた、京成杯(G3・芝2000m)において、デビューから2戦2勝で重賞制覇を飾りました。レースでは、中団馬群のなかで折り合いに専念していくと、勝負どころでは少し手が動いて反応が悪かったのですが、4コーナーで外に膨れながらエンジンが掛かると、直線は圧倒的な瞬発力でライバルたちを次々に交わしていき、坂の登りではあっという間に先頭へ躍り出ました。その後はゴールまで後続を寄せ付けることなく、デビューから無傷の2連勝で重賞初制覇を成し遂げています。まだ心身ともに成長段階にある本馬は、古馬になってから重賞を勝ち、さらに海外での活躍を続けている半兄ヴァンドギャルド(牡7歳)がいる良血で、潜在能力が発揮できればこれからの伸びしろが期待できそうです。荒削りの素質馬が、春の牡馬クラシックロードを目指して歩んでいく成長過程を楽しみにしたいと思います。今後も皆さまからの温かいご声援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申しあげます。

2023年01月08日

ライトクオンタムがデビューから2戦2勝で、シンザン記念(G3)を制す!

クラブ所属馬 ライトクオンタム(牝3歳、父ディープインパクト 母イルミナント 母の父Quality Road 栗東・武幸四郎厩舎)が、1月8日(日)に中京競馬場でおこなわれた、シンザン記念(G3・芝1600m)で、デビューから2戦2勝の見事な重賞初制覇となりました。レースは枠内でやや落ち着かない素振りを見せて伸び上がり、他馬から1馬身ほど立ち遅れてしまいました。そのため、前半は後方3番手あたりをリズム重視で追走する形となって、道中は緩い流れでレースは展開しました。前の2頭が飛ばす形で、勝負どころから徐々に外めへと持ち出し、直線勝負に賭けました。馬場の真ん中から鋭い伸び脚見せると、最後は余裕十分に差し切ってデビューから無傷の2連勝で重賞勝ちを飾っています。本馬は米G1勝ち馬の母と、数々の名馬を送り出しているディープインパクトとの間に生まれ、遺された父の産駒は世代で日本国内では6頭と貴重な血統馬でした。昨年11月のデビュー戦は他馬とのスピードの違いでハナを奪い、後続に影をも踏ませないレースぶりで圧勝。その後は在厩調整で、状態に合わせながら次走を睨み、年明けのシンザン記念が選ばれました。過去の勝ち馬にはジェンティルドンナ、アーモンドアイなど名牝たちの名も並び、本馬の血統背景、レース内容などからも、春の牝馬クラシックロードに期待が高まる勝利となりました。引き続き皆さまからの温かいご声援を賜りますよう、お願い申しあげます。

2022年12月03日

ソーヴァリアントがチャレンジC(G3)を制し、好タイムで連覇達成!

クラブ所属馬 ソーヴァリアント(牡4歳 父オルフェーヴル 母ソーマジック 母の父シンボリクリスエス 美浦・大竹正博厩舎)が、12月3日に阪神競馬場で行われたチャレンジC(G3・芝2000m)で見事に優勝し、このレースの連覇を達成しました。レースでは揃った飛び出しから前半はリズム重視で、前を主張する馬たちを行かせて4番手で追走しました。前半の1000mは57秒台とハイペースで展開し、3~4コーナーでは手応え良く前との差を詰めていきました。追い出されてからの伸び脚も良く、最後は2着馬に1馬身3/4差をつけて昨年に続くチャレンジカップの勝利で、連覇を成し遂げています。勝ち時計は1分57秒5と、コースレコードに0.3秒迫る好時計でした。本馬は昨年のこのレースを圧勝後、2月の中山記念(G2)での始動を予定していましたが右後肢の骨折を発症し、春のG1戦線を前に無念の休養を余儀なくされました。休養を経て復活を期した前走のオールカマー(G2)では勝負どころから後退してしまい、心房細動を発症していることがわかりました。その後は放牧で立て直し、迎えた今回の1戦でした。名誉挽回を果たすような快勝で、今後さらなる高みでの活躍を目指していきます。引き続き皆さまからの温かいご声援のほど、よろしくお願いいたします。

2022年12月03日

シルヴァーソニックがステイヤーズS(G2)で内から抜け出し快勝!待望の重賞初制覇!

クラブ所属馬 シルヴァーソニック(牡6歳 父オルフェーヴル 母エアトゥーレ 母の父トニービン 栗東・池江泰寿厩舎)が、12月3日に中山競馬場で行われたステイヤーズS(G2・芝3600m)で待望の重賞初制覇を飾りました。レースでは好スタートを切ると、スッと内に進路をとり長丁場を見据えてコースロスのない先行集団の最内にポジションをとって、虎視眈々と力をためていきました。3~4コーナーの勝負どころでは有力馬たちが次々に動いていきましたが、あわてずに内でジッとその時を待ちました。直線に入ると鞍上は迷わず内に進路を取り、先行馬の内が1頭分空くと、このスペースを目がけて追い出していきました。坂の登りで力強く伸びてくると一気に先頭に躍り出て、ゴール前では後続を封じ込め、見事に先頭でゴール板を駆け抜けました。勝ちタイムは3分46秒3、2着とは3/4馬身差でした。昨年末は同レースで3着、年明けの万葉Sと阪神大賞典(G2)でも3着と長距離戦で安定した成績を残して挑んだ5月天皇賞・春(G1)では、発走直後の落馬からゴールでは目を覆うようなアクシデントがありました。その後も右前肢の骨膜など、なかなか出走まで運ぶことができませんでしたが、その鬱憤を晴らすような完勝劇でした。ステイゴールドの晩生の血が流れている本馬ですので、ここからさらなるステップアップへ期待が膨らむばかりです。今後も皆様からの変わらぬ温かいご声援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

2022年09月11日

ファルコニアが京成杯オータムハンデ(G3)で待望の重賞制覇!

クラブ所属馬 ファルコニア(牡5歳 父ディープインパクト 母カンビーナ 母の父Hawk Wing 栗東・高野友和厩舎)が、9月11日(日)中山競馬場で行われた京成杯オータムハンデ(G3・芝1600m)で、待望の重賞初制覇を成し遂げました。レースではスタートを決めるとスムーズに好位2番手につけましたが、態勢が決まりかけていたところに同枠の馬が一気に外からハナを奪ったことで、ポジションをひとつ下げて流れに乗りました。スローペースに落ち着くなか道中の折り合いは完璧で、しっかりと脚をためていきました。抜群の手応えで4コーナーを回ると、直線では早くも2番手の馬を競り落として先頭を追いました。一完歩ごとに前との差を詰めていくと、坂の上りで捕まえました。それでもゴール前までしぶとく差し返してくる相手を、最後はクビ差抑え切ると先頭でゴール板を駆け抜けました。勝ちタイムは1:33.6でした。最近の重賞では上位人気となって、いつも掲示板に載る安定した活躍を続けていましたが、重賞レース挑戦8戦目にして、一番人気に応え遂に惜敗にピリオドを打つことができました。5歳にしてようやく折り合い面の課題を克服でき、今後のさらなる飛躍を大いに期待できそうです。ここから大舞台でのチャレンジへ向けて、引き続き皆さまからの大きなご声援のほどを、どうぞよろしくお願いいたします。

2022年05月22日

スターズオンアースがオークス(G1)制覇!連勝で牝馬クラシック2冠を達成!

クラブ所属馬 スターズオンアース(牝3歳 父ドゥラメンテ 母サザンスターズ 母の父Smart Strike 美浦・高柳瑞樹厩舎)が、5月22日東京競馬場でおこなわれた優駿牝馬・オークス(G1・芝2400m)を制覇!前走の桜花賞(G1)に続き、見事に牝馬クラシック2冠を達成しました。 レースでは、大外枠からのスタートでしたが、縦長の展開になったこともあって中団馬群の外、7,8番手で流れに乗っていきました。道中は折り合いもしっかりついて、リズムよく走ることが出来ていました。4コーナーから勢いよく直線は外めに進路を取ると、坂の上りで名手ルメール騎手のステッキが入りました。合図を待っていたようにエンジンが掛かるとグングンと伸びてきて、上り3Fはメンバー唯一、33秒台の末脚が唸るように前の馬たちを差し切ると、最後は後続に1馬身1/4差をつける完勝といえる内容でクラシックレース連勝を成し遂げました。前走の桜花賞(G1)が初重賞制覇となりましたが、祖母は仏オークスを制したスタセリタ、叔母もオークス馬ソウルスターリングと、母系からも距離が延びたほうが適性があるという評価が高かった本馬ですので、それを証明するかのような胸がすく勝ち方は、今後の活躍が大いに高まる感動のシーンでした。ここまでたくさんのご声援を頂戴いたしまして、まことにありがとうございました。まだまだ進化途上の素質馬に、皆さまからの温かい応援を、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

2022年04月10日

スターズオンアースがクラシック・桜花賞(G1)を制覇!

クラブ所属馬 スターズオンアース(牝3歳 父ドゥラメンテ 母サザンスターズ 母の父Smart Strike 美浦・高柳瑞樹厩舎)が、4月10日阪神競馬場でおこなわれた桜花賞(G1・芝1600m)で、ゴール前の大激戦を制して、見事クラシック制覇を成し遂げました。 レースでは、五分のスタートを切ってスピードに乗ると、中団馬群のなかで脚をためていきました。普段は力んで走ることの多い本馬ですが、川田騎手の好リードもあって、道中は馬込みでリズム良くリラックスして追走できました。コーナーは外を選択せずロスなく内めを回ると、直線も馬群のなかから追い出していきました。坂を苦にせずエンジンが掛かるとグングン伸びてきましたが、内から馬が競ってきて両脇の馬と接触する場面がありました。しかし、ここで怯むことなく鞍上のゲキにしっかり応えて伸び続けると、ゴールでは前の馬をハナ差しっかり捉えて、待望の重賞初制覇を牝馬クラシックの大舞台で飾りました。勝ちタイムは1分32秒9でした。2戦目で勝ち上がった後は、昨年11月東京・赤松賞3着、今年1月中山・フェアリーS(G3)2着、2月東京・クイーンC(G3)2着と潜在能力は高いながら、なかなかレースで上手く走り切ることができず惜敗が続いていましたが、陣営の粘り強い育成の成果がここで実を結び、大輪の華を咲かせることができました。まだまだ伸びしろを残す本馬には、次走東京・オークス(G1)で牝馬クラシック2冠の期待が高まります。引き続き皆さまからの温かく大きなご声援のほどを、どうぞよろしくお願いいたします。

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